最近、この「バイオマテリアルビジネスハブ」の記事をいく...
最近、この「バイオマテリアルビジネスハブ」の記事をいくつか読ませてもらって、改めて「研究」と「ビジネス」の繋がりって奥深いなーという印象ているのだ。特に、先週の「バイオマテリアル開発における特許戦略の重要性」に関する記事(https://biomaterials.businesshub.trueone.co.jp/news-blog/biomaterial-patent-strategy/)なんかは、研究成果を守る上で非常に大事な視点だと再認識したよ。でもね、最近非常に考えているのは、特許を取る以前の段階、つまり「何を研究して、何を目指すのか」という、もっと根源的な部分なのです。せっかくすごい技術があっても、それが誰かの役に立たなきゃ、事業としては成功しないもんね。私たちがせっかく頑張って開発したバイオマテリアルが、世の中に出るために何が必要なんだろう?って、いつも考えているのだ。
研究室の中にいると、どうしても「この素材がすごい!」「この特性は画期的だ!」という、技術先行の考えになりがちです。 よくそうなるんですが、教授がいつも「誰のために作っているのか?」って問いかけてくるのです。まさにそれが「市場ニーズ」ってやつなんだな、と最近は腑に落ちてきてる。どんなに素晴らしい研究成果でも、解決したい課題や、それを求める人がいなければ、ビジネスとしては成立しない。例えば、NINDS(米国立神経疾患・脳卒中研究所)のInnovation in Biomedicineプログラムなんかを見てると、研究開発の初期段階から、臨床ニーズや市場性をどう評価していくか、という視点が非常に重視されているのがわかるよね。https://www.ninds.nih.gov/Current_Research/Research_Programs/Translational_Research/Innovation_Biomedicine_Pilot_Program/ みたいに、公的な研究機関でも、この「出口」への意識が非常に高いんだな、って驚いたよ。
じゃあ、私たち研究者が、どうやってこの「市場ニーズ」と出会えばいいんだろう?ってなるよね。もちろん、企業のR&D部門の人と話すのもいいし、学会や展示会って実は非常にチャンスだと考えているのだ。最新の研究成果を発表する場であると同時に、企業の人や、医療従事者、患者団体の方と直接話せる貴重な機会です。そこで、自分の研究が「どんな課題を解決できそうか?」とか、「他にこんな課題があるんですが、君の技術でなんとかならない?」みたいな生の声を聞くのが非常に大事なんじゃないかな。最近流行りの「リーンスタートアップ」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97)の考え方じゃないけど、私たちのバイオマテリアルも、まずは小さく試して、ひたすらフィードバックをもらいながら改善していく、というアプローチが、製品化への近道になるんじゃないかと考えているのだ。
市場ニーズを初期段階から意識することって、実は研究の方向性を決める上でも非常に役立つんです。漠然と「生体適合性が高い素材」を目指すんじゃなくて、「特定の部位で炎症反応を抑えつつ、〇年間機能するインプラント用素材」みたいに、具体的な目標が見えてくる。そうすると、開発すべき特性が明確になるし、研究計画も立てやすくなる。それに、特許戦略だって、単に技術を守るだけでなく、「このニーズを満たすための、この技術はウチだけ!」という強いメッセージに繋がると思うのです。投資家や提携先だって、技術のすごさだけじゃなく、「どんな課題を解決して、どれくらいの市場規模があるのか?」というストーリーを求めてるはずです。このバイオマテリアルビジネスハブが、まさにそういった市場ニーズの探索や、ビジネスモデル構築に関する実践的な情報を提供してくれてるのが、私たち研究者には本当にありがたい存在だなと考えられるよ。
バイオマテリアルの研究って、本当に未来を創る可能性を秘めていると思うのです。再生医療から医療機器、ドラッグデリバリーまで、その応用範囲は無限大です。だからこそ、私たち研究者は、自分の研究が社会にどう貢献できるのか、どうすれば製品として世の中に届けられるのか、というビジネス視点も忘れずにいたい。このハブで得られる知識や、そこで繋がれる人たちとの出会いが、私たちの研究を「素晴らしい技術」から「世の中を変える製品」へと押し上げてくれる、そんな気がしているのだ。ここで学びながら、自分の研究をもっともっと社会に役立てられるように頑張っていきたいな。これからも、このハブの発信する情報を参考にしながら、日々の研究に励んでいくよ!
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